事業計画書の種類

一口に事業計画書(英語では、Business Plan)と言ってもいろいろな種類があります。
また、企業によっても「事業計画書」とは何のことを指すかは異なるようです。

そこで、拙著『事業計画書の作り方100の法則』では、以下のように整理しました。

まず、事業計画書は、大きく(1)既存事業に関するものと、(2)新規事業に関するもの、
さらに(3)新規の投資案件に関するものの3つに分けられます。

そして、(1)既存事業に関するものも、その期間によって(1)-1単年度のもの、(1)-2中期のもの、
さらに(1)-3長期のものというように分かれます。

単年度のものでも、計数計画(予算)だけではなく、活動計画等を含むものを事業計画と呼ぶことがあります。

今回のクライアントさんでは、親会社から「事業計画を作って出せ」と言われたのは、
この中で、既存事業中期経営計画に相当するものと分かりました。

子会社の社長があれやこれややりたいと言っているので、親会社のグループ会社管理部門担当役員から、
口頭だけではよく分からないから、きちんと考え方や方針、計数面の見通しも含めて出してこい
ということのようでした。

それで、2~3ヶ月かけて社長がやりたいことを、ヒアリングをしながらドキュメントと数値に
落としていくことにしたのです。

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